■古アパート・古ビルの土地問題の例
建物の老朽化から、ほとんどの借家人さんは
すでに出て行かれ、7部屋中、当時稼動している部屋は、
店舗として入っている1件を含む2部屋のみという状況でした。
当然、家賃収入も満室時の550万円から
3分1以下の180万円という状況になっていました。
- ◆修繕費が420万円
- 建物は築後30年を超え建物の老朽化が共用部分から給排水設備、躯体にまで広がっており、修繕には多額の費用を必要としていました。
- ◆募集賃料を下げても借り手がつかない
- 駅から徒歩10分圏内という立地であったにもかかわらず、周辺に出来た新築のアパートやマンションの影響で、募集賃料を下げても空室の期間が続きました。
- ◆住人に立ち退きをしてもらいたいが、なかなか話が切り出せない
- 借地借家法上の問題や立ち退き料の支払いなど話し合いには専門知識の他に時間と労力が必要となります。